おしらせ

2/13美術教室  講師:前川紘士 記録:沖田 都(ココルーム) (概要)前回の壁画のつづき。初めて参加した人も、白紙から描き始め、一時間である程度描き揃う。描いた絵を円に並べ、絵と絵の間に一人ずつ立ち、目の前の2枚の絵を一緒に見ながら、1枚の絵にするという時間になる。先生から「これは、世界でも初めて行われていることかもしれない」という、冒険的な描き方がはじまる。何人か戸惑っている方もいたが、時間が経つと、みなさん没頭して描き進めていた。時間の関係で、創作途中で終わった方も多かった。次回へ持ち越しとなる。 (メモ/感想)初参加の人が多く、時間配分がどうなるかと思ったが、特に問題なく進んだ印象。細かな絵、丁寧な色塗り、得意の描写が目に入る。描き始めると止まらない、といった感じで、1枚の絵を数時間描いていても終ることがないようだった。2枚の絵を1枚にするのも、小さなところを見て膨らませていたり、抽象的なものを具体的なものに設定していたり、物語が進んで行っているかのようで面白く拝見した。
おしらせ2014年2月13日
2/7 詩の時間 講師・記録:上田假奈代 概要:まずは、今日この場で呼ばれたい名前と近況報告。寒くて体調の悪い人も多いが、快調という方も。身体を動かし、ことばをまわしていく、ひとりづつ詩を朗読。テーマを「スポーツ」で3分で絵を描き、ふたり一組になり7分づつ取材し、きいた話を15分で詩にする。朗読発表。  Iさんは昨日のワークで、「岩橋さんの前で話せないようなことまで話してしまった。はらの底にあることを話せてすっきりしたと言う。これまでひとりで悶々と生きてきたが、ひと花にであって、よかった。自転車に乗っても身体がかるく感じた」と話された。Kさんは「路上で暮らす人のために毎晩カイロなどを配っている。路上で暮らす人がはやくあたたかいところで暮らせるように」と話す。Oさんは「ココルーム就労体験にドキドキしている」と話してくれる。みなさん、ほぐれているのを感じる。和気あいあいとしていて安定感があった。みんなでいろんな詩集を読んでいると、「ことばあそびうた」が気に入ったのか、何人かが回し読みをすすんで朗読。取材詩では、OさんはSさんの話から途中で自分の人生に変わってしまった詩を朗読。ふたりの人生の共通点が家出だ。こうしたユニークな詩をみなさんがおもしろがっているのがおもしろい。最初に読んだ詩「いつも四等」をTさんは紙に書き写して帰った。
おしらせ2014年2月7日
2/6 今日の出逢いを体験する 講師:岩橋由莉  記録:沖田都(ココルーム) 概要:今日(いま)思ったこと思っていることを一人ずつ喋る。次に、由莉さんの普段やっている仕事についておしゃべり。その後、山の話、Sさんのおばあちゃんの話しなど。 Iさんや、Tさん、Yさんの話の中で、ひと花センターが家族のようになってきたという発言があった。利用者みなさんの心のバランスをとるのに、よい作用をしているんだなあと思いました。Iさんが、寝る前に次の朝目覚めることが楽しみであることは一番の幸せと言われた。Tさんから質問があり、由莉さんの普段のお仕事、拠点の和歌山について、また西成は由莉さんにどう写っているのか、を話す流れとなる。由莉さんから普段の仕事について、ひと言でいうのは難しく、いろいろな例を挙げながら話してくれた。由莉さんは、人が話す内容よりも、その人から出ている音、間合いから受け取るものがあるという。西成はすごくストレートに感じるとのこと。他の地域では、間に何か膜のようなものがあるのだが、西成では感じない、出すもの出して生きているんだろう、と考えられる。子どもはどこにいっても変わりはないそうだ。和歌山の、熊野の話し、古事記や日本書紀に出てくる風景がそのまま残っている和歌山の素敵な部分を共有。その後、山の女性的な部分や男性的な部分の話しから、Sんの実家の話しになり、Sさんのおばあちゃんが110才まで生きていらした、Sさんはきっと長寿だ、とひとしきり皆さんで笑い合って時間となる。IMGP0849 とっても寒い本日は、はじめにからだを温めるワークを。遅れてきたYさんをみんなであたためる。  
おしらせ2014年2月6日
2/5 ひと花笑劇団 顔合わせ サポート、記録:沖田都(ココルーム) 今日がスタートラインであることを確認。これから自分の体調などいろいろなコンディションがあると思うので、それに合わせて自分のペースでやっていこうと共有する。 机や椅子を片付けて、ストレッチ・呼吸確認・発声。みなさん集中してやってくれていた。腹式呼吸は分かりにくいようだが、なんとなくつかんでいる方も数名いらっしゃった。続いて、台本を配り、時計回りで一つずつ台詞を言ってもらい、全体を通して読む。約30分くらい。次に配役の話し。台詞が多い役と、そうではなくいつでも参加できる場面に出演する役とで、挙手をしてもらう。台詞の多い役を希望する人が3名ほど。それ以外は、いつでも参加できる場面に希望をあげてくれた。ただし、配役決定まではできず、今日の時点ではまだ募集中。話しの途中、Tさんから、どこまでできるかは分からないし、今決めろと言われてもできない、という声もあり。 最後に、冒頭のシーンを全員出演でやってみる。キーワード「野郎!」「どこにいくんだ」「なにをしてるんだ」「仕事ならあるぜ(泥棒の方法を教える)」だけ覚えてもらって、あとはアドリブでやってみる。約3分のパフォーマンスができた。
おしらせ2014年2月5日
2/4 あっこちゃんの会(講師:西川 勝、宮本 友介 記録:山口 諒子(ココルーム) 始まりが、「今日二日酔いやねん」とNさんが現れてお酒の話が始まる。「チョッと痩せたんちゃう?」とおじさんが入ってきて知らぬ間に、あっこちゃんの会が始まっていた。話が常に飛ぶのだが、西川さんが繋げていく。間、かしめの話や、室外機が次々盗まれる話、「アルミカン集めるより、室外機やバッテリー売ってる方がお金になる」「吐くときに出たものが炭水化物が残る。だから、炭水化物ダイエットが流行る」「いくら酔っても家に帰りたい」後半魚釣りの話で盛り上がる。愛についての原稿を書いてる。愛のレッスンを誰かに習ったことありますか?から少し盛り上がってきて、「その話やったらいっぱいあるで!」とお酒の話に参加出来ずにいたおじさん達が、勢いが出てくる。「若い人がいっぱいきて色の話聞きたいね」とおじさん。逆に「年が離れすぎて、わからん。女の子笑かされへん」と言う方も。「いつもサービス精神強いですもんね」と宮本さん。「今日は男の話題やったな」「すいませんね」と西川さんと、宮本さんが思わず立って謝ってお開きになる。なんか可笑しい。
おしらせ2014年2月4日